医師 山西 敏朗

院長プロフィール

山西 敏朗(やまにし としろう)

  • 1965年  東京都生まれ
  • 青山学院高等部卒業
  • 1988年 日本大学医学部入学
  • 1994年 日本大学医学部卒業

その後、東京大学医学部付属病院、社会保険中央総合病院(現東京山の手メデイカルセンター)、国立霞ヶ浦病院(現国立病院機構霞ヶ浦医療センター)、東京医科大学病院、厚生中央病院、板橋中央総合病院耳鼻咽喉科部長などを経て、2007年1月 耳鼻咽喉科 山西クリニック開設。

資格

  • 医学博士
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
  • 日本気管食道科学会認定専門医
  • 補聴器相談医

紹介

医療に関する熱い想いは、患者さんが育ててくれたもの

日々の中で重要なこと、それは、パッション=情熱です。元来熱い性格というのもありますが、医療に対するパッションは、私を信頼し、期待してくださっている患者さんが育ててくださったものと思います。私の中のパッションは信頼してくださる患者さんひとりひとりに、よりよい医療を提供するための基礎になっています。
診療に関するすべてのことにこだわること。ケミカルなものを極力排した院内環境や、手術までトータルに行うオープンホスピタル導入もそうしたこだわりから生まれたものです。

医師になるきっかけと耳鼻咽喉科を選んだ理由

青山学院高等部3年生の時、推薦で青山学院大学の経済学部へ進学が決まっていました。
ところが、とある夏の日に『君はそれでいいのか?』と問いかける声が突然聞こえてきたのです。
『そのままの毎日で、自分へのチャレンジもせずなんとなく過ごしていって、君は本当にそれでいいのかい?』と。こんなことあまり今まで人には話して来ませんでしたけれど。変なこと言う奴だと思われるでしょうからね・・・。本当に不思議な瞬間でした。
でもその時、私はこの声と素直に向き合い人生の方向を180度転換する決意をしました。文系から理系へそれも医学部へ。そして医師になりたいと。
そもそも人から喜んでもらえる、感謝されるような仕事がしたいと以前から漠然と考えてはいました。そのような職種はたくさんあると思いますが、医師への道に進むことを決心したのは、今は亡き母が看護師で、子どもの頃から医療に対する興味や憧れがあったことも少なからず関係していると思います。
耳鼻咽喉科を選択した理由は、患者さんを初診時からその診断および治療、そして必要であれば手術をし、術後のフォローもしていけるという総合的に対応できる診療科であるからにつきます。他には整形外科、眼科、産婦人科などもそういった科ですから、もちろん考えましたね。でも耳鼻咽喉科はその中でも特に感覚器を取り扱うという大変細かな技術を要する繊細な科です。そこに魅かれた部分もあります。
実は、これには当時鉄鋼会社の技術者だった今は亡き父の影響が大いにあります。父は剛性や可塑性、防錆性、耐熱性等々の特性を持った特殊鋼と言う製品の知識と技術を学び、それを生かした仕事をしており、「どんな分野でもいいから、手に技術を持て」とよく話してくれました。
父の言葉には自らの仕事にプライドを持ち、日々充実した仕事をしているという『親父の背中』が伝わりました。開業してからも手術を自分で行うことにこだわっているのは、この父の言葉が胸にあるからです。

耳鼻咽喉科専門医として

耳鼻咽喉科は、一般的な感冒症状(風邪、インフルエンザ、各種炎症性疾患)はもちろんのこと、呼吸や嚥下、睡眠という生存の基礎となるものや、味覚、嗅覚、聴覚、平衡感覚、発声、いびきなどQOL(生活の質)を大きく左右させる疾患をも扱います。
したがって、治療をすることでその後の人生が劇的に良くなる方も少なくありません。

対象患者さんは老若男女問わずです。特に私のクリニックでは赤ちゃんから積極的な治療をしています。
専門はアレルギー性鼻炎の外科的治療および睡眠時無呼吸症の診断と治療です。
特に花粉症をはじめとしたアレルギー性鼻炎の治療には力を入れて取り組んでいます。
今や国民病と言っても過言ではない花粉症は、症状を緩和するだけでなく治癒の可能性もある新しい治療法も出てきており、驚くほど症状を軽減させることができる疾病になってきています。

また、最近では睡眠時無呼吸症候群が注目を集めています。20年ほど前、私が大学病院で「いびき外来」をはじめた時には、一般的な知名度がありませんでした。夫のいびきの相談でいらしたご夫婦が目の前で『俺のいびきぐらいいいだろう!』『冗談じゃないわ。ちゃんと治療を受けなさいよ』と喧嘩する場面に何度遭遇したことか・・・。しかし、今は時代が違います。チェルノブイリの原発事故やチャレンジャー号の大爆発、新幹線の運転手が停まるべき駅を通過してしまったり、高速道路でトラックが目の前の自家用車を乗り上げてしまったり・・・これらの大事故にはいずれも睡眠時無呼吸症候群が深くかかわっていることが次々とわかってきました。安全な社会を脅かす危険性が報道されるようになり、睡眠時無呼吸症を放置すると二次性の高血圧や糖尿病、心不全、脳こうそく、脳出血そして時に死に至る(突然死)こともあるたいへん恐ろしい『疾患』であることが一般的にも認知されています。
耳鼻咽喉科の疾患はいずれも患者さんだけでなくその周りのご家族や社会への影響力が大きいものです。そのことを念頭に、よりよい医療をしっかり届けていくことが耳鼻咽喉科専門医としての私の使命だと考えています。

メディアに出演

医療とは病気を治すことだけではなく、患者さんのQOL(生活の質)を向上させることも担っています。最新の正しい医療知識を幅広く得ることは、QOL向上に最も役立つ方法です。そして、メディアを通じてそうした情報を、今現在病気にかかっている方はもちろんですが、何ら病気にかかっていない方にもわかりやすく届けることができると考えています。例えば嚥下(ものを飲み込むこと)が上手くいかない時にどこの科で診てもらえばよいか知らない方や、アレルギー性鼻炎のレーザー治療は美容外科で受けるものと思っている方がいます。医師が補聴器の相談に乗ることを知らない方も多いです。いずれも耳鼻咽喉科医が担うものです。

専門であるアレルギー性疾患や花粉症の取材を受けることが最も多いのですが、花粉症は花粉の本格飛散前から対策を行うことで症状をかなり軽減できます。そのため、メディアによるタイムリーな情報発信が一般の方にできることはとてもありがたいことだと感じています。
また、インタビュアーやジャーナリストはさまざまな角度から病気や治療法について質問してくれます。専門家である医師では気付きにくい素朴な疑問もあり、私にとっても勉強になりますし、そこで得た経験は次に見える患者さんへの説明に役立つことも少なからずあります。

また、最近はテレビ朝日で放映されている「ドクターX ~外科医・大門未知子~」など、医療監修の依頼を受けることも増えてきました。こうしたエンターテインメントの中で医療情報をお伝えすることも意義が大きいと思っています。物語の中で今まで皆さんが知り得なかったような耳鼻咽喉科疾患をご紹介し、番組を見てご相談にいらっしゃる患者さんのお手伝いができれば、これほど嬉しいものはありません。
ちびっ子が『山西先生テレビ見たよー‼』と喜んでくださることも多くなりました。
マスメデイアのリクエストにすべてお応えするのはなかなか厳しいこともありますが、可能な限りご協力したいと思っています。
こうしたメディア出演や医療監修により、少しでも多くの方々が耳鼻咽喉科の取り扱う疾患を御理解され、さらにご自分の体にも御興味を持っていただくことにつながればと考えています。

診療で大切にしていること

患者さんに最高の医療を提供することは医師として当たり前のことです。私は、さらにプラスアルファとして元気をチャージできる場所を提供したいという想いがあります。そのために、院内環境をはじめ、クリニックの雰囲気や患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。勿論、花粉シーズン中など一人の患者さんに多くの時間を割けない時は難しいこともご理解いただきたいのですが、そうでない時には極力お話合いが出来るように心がけています。

院内環境などについては、医院紹介のページで詳しくお伝えしますので、ここでは主にコミュニケーションについてお伝えします。
私がコミュニケーションに関していつも心がけていることは、相手の目を見てしっかり話すことです。これは、信頼関係を築く基礎であると考えています。医師と患者とが互いに信頼し合って治療に臨むことができれば、結果として必ずいい方向につながっていきます。たとえ小さな子どもでも目を見て話し、理解しようと真摯に向き合えば信頼関係を築くことができます。赤ちゃんでもです。
手術直前に「一緒に頑張りましょう」と患者さんの目を見ながら話しかけ、術後のフォローもきめ細かく行った上で「もう大丈夫! よかったね」と患者さんと一緒に喜びあえる瞬間が私の一番の幸せです。

オープンホスピタルとは

オープンホスピタルという言葉を御存知ですか?これは開業医が地域の総合病院の設備を利用し、継続して患者さんの診療にあたるシステムのことです。開放型病院、またはオープン・システムとも呼ばれているもので、外来に見えた手術の必要な患者さんに、当院が提携する総合病院(板橋区にある板橋中央総合病院)まで出向いていただき、そこのスタッフ(麻酔科医、看護師、コメデイカル)の協力のもとで機器や設備を使って私自身が手術をするものです。

欧米では一般的なシステムですが、私がこの方法を取り入れた2002年は日本ではまだ珍しく、随分といろいろな方々からバッシングを受けました。『突拍子もないことを始めたな!』とか『人と違うことをするな!』とか・・・。特に同じ医局の先輩ドクターから嫌味を言われたときは正直へこみました。でもくじけずに続けていたら、なんと今や同じことを始める医師が増えてきました。私のクリニックにこのシステムの勉強に見えたドクターも何人もいます。頑張ってきてヨカッタと思います。
最初から最後まで責任を持って患者さんを診るために導入したこのシステムは、患者さんにとってもメリットの多い方法です。まず手術が極めて短期間で行えます。全身麻酔が必要な大掛かりな手術でも、基本的には日帰りもしくは一泊二日の入院で対応が可能になっています(但し取り扱い疾患によります)。
適応可能な手術は、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻中隔彎曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)、慢性副鼻腔炎、鼻ポリープ、口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)やアデノイド、いびき・睡眠時無呼吸症、声帯ポリープ、声帯腫瘍など多岐に渡ります。

人生をより楽しむために

私はおいしいものの食べ歩きや、お酒を飲むことが大好きです。四季折々を感じさせる料理人の匠の腕前には感謝と尊敬の念をもって、そのお料理をおいしく頂いています。『頂きます』とはその食材のお命を頂戴することです。感謝して頂かなくては失礼ですよね。でも時々調子に乗って食べ過ぎてしまうことがあります。そんなことが日々続いたりすると・・・そうです。肥満が待っています。
実は一時期太ってしまったことがありました。医師として、例えば睡眠時無呼吸症候群の診療では、肥満が症状と深く関連しているため「痩せましょう」と患者さんに言わなくてはなりません。でも、もし太っている医師にそんなことを言われたとしたら、患者さんにとっては説得力ゼロですよね。

危機感を持った私は、何かスポーツを始めようと考えました。でもジムに行くには決まった時間が取れない。費用もかかる。かといってランニングはアスファルトの路面で行うと膝に負荷がかかり、実は体に良くないと『駆け込みドクター』で言っていたし…。そこで思いついたのがウオーキング!気が向いたときに気が向いた時間だけやる。但し週3回以上一回につき15分以上と決めて。当初は毎日15分、速足で歩きました。数ヶ月ですぐに効果が現れ、みるみるダイエットに成功!
無事理想体重となった今はこれをキープするために大体週3回以上一回約1時間(長くなっている!)程度は続けています。
ウォーキングのいいところは、四季の変化がよくわかることです。春は木々が芽吹いていき、日に日に暖かくなります。夏は地獄のような暑さゆえ熱中症で倒れるんじゃないかと実感させられます。秋には美しい月夜を楽しみ、冬はかじかんだ手を白い息で暖めながら。最近ではウォーキングを続けやすくしてくれるアプリもいろいろ見つけました(いわゆるランニング系のアプリをウオーキングに応用して使用しています)。
患者さんから『先生引き締まっているけどどんなふうにダイエットしているの?』と聞かれることも多いため、ウォーキングの魅力を伝えることで、「楽しみながらダイエットに頑張る=楽ばるダイエット」を勧めています。
元来スポーツ大好き少年で、小学校低学年時は野球をし、6年から中学卒業まではサッカー部に所属していました。医学部生時代にはヨット部に所属しキャプテンも務めさせていただきました。
そして今は合気道とゴルフにはまっています。

なぜ合気道?(武道の勧め)

大学時代にアメリカに行く機会がありました。アトランタ、フロリダとホームステイしながらメデイカルセンターの研修(見学?)をしました。そこで知り合ったアメリカ人からある時こんなことを言われました。『君は日本から来たんだろ?それなら何か日本の伝統的なものを見せてくれないか?』
一瞬どうしようかと思って・・・苦し紛れに折紙で鶴を折って渡すことくらいしかできない自分に悔しい思いをしました。それをきっかけにずっと何か日本人ならではのことを学ぼうと思っていました。
単純かもしれませんが、それってまずは何といっても武道ですよね。日々の忙しさでそんなエピソードを忘れかけていた時、ふと次女が『パパ、私これやってみたいから一緒に行こう?』と言って渡されたのがなんと≪親子で学ぶ合気道教室。早稲田キッズクラブ≫。これはもう行くしかない。早速申し込んで行ってみたら、あまりの面白さに父親の私がはまってしましました。
合気道では、まず座礼を教えて頂きました。これは正座や挨拶の仕方を正しく学ぶものです。
皆さん知ってましたか?おそらくほとんどの方が日本人としての正しい挨拶の仕方を知らないと思います。さらに正しい受け身法(様々な方法があります)、手刀、運足、そして基礎となる17本の型など多岐にわたり学び、結果平成27年に黒帯を取得しました(5年間かかりました)。これであの外国人に「私はブラックベルターだ!」と言えます!。残念ながら昨年肩と肘のケガをし今は休会中ですが。
合気道は座礼に始まり座礼に終わります。その所作すべてには武士道に根差した深い理由があります。日本の伝統には素晴らしいものがたくさんありますし、それを習得することこそが日本人としての誇りを実感できるものであることに間違いはないでしょう。もし機会がありましたら皆さんも是非体験してみてください。

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